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フェレットのコロナウイルスについて①

フェレットのコロナウイルスについて①

我が家にとってコロナウイルス=COVID-19ではなく、フェレット性コロナウイルスを指す。苦い記憶の一部である。パスバレーフェレットが腸管型のコロナウイルスに侵され闘病生活空しく虹の橋のたもとに行ってしまいました。当時フェレットのコロナウイルスの検査は亡くなってから、解剖検査でしか知ることが出来なかった病気。わかっても治療法が確立されていないというやっかいな病。今回、また我が家のマーシャルフェレットがコロナウイルスと確定したのを期に整理記述をはじめることにしました。

※筆者は獣医ではありません。ただの自己免疫疾患(BD)患者です。文章の内容の信ぴょう性についてはご自身でご判断してください。

フェレットのコロナウイルスについて

日本ではまだまだ知られていない病気であるということ。そして国内での情報がほとんどないこと。フェレットが罹患し発症するコロナウイルスのパターンは2つあると言われています。

猫伝染性腹膜炎(FIP)とそっくりな病態のパターンのカタル性腸炎(ECE)

  • 発熱
  • 食欲不振
  • 嘔吐
  • 下痢
  • 体重減少
  • 可視粘膜(歯茎など)が白い、または黄色(黄疸)
  • お腹の膨らみ(腹水貯留に伴う腹部膨満)
  • 呼吸苦
  • 目の異常(ぶどう膜炎・脈絡膜炎)
  • 神経症状

上記のような症状を伴うパターン。(ちなみに我が家の先住はこのパターンだった)。特に1歳未満での発症は劇症化し予後が不良であることが多い。神経症状の進行が速いことが特徴。神経症状として、歩行が困難になるなど。フェレットは後ろ足に障害が出ることが多々ある。

多臓器を起こすフェレット全身性コロナウィルス感染症 (FRSCV)

  • 発熱
  • 食欲不振
  • 嘔吐
  • 下痢
  • 体重減少
  • 可視粘膜(歯茎など)が白い、または黄色(黄疸)
  • お腹の膨らみ(腹水貯留に伴う腹部膨満)
  • 呼吸苦
  • 目の異常(ぶどう膜炎・脈絡膜炎)
  • 神経症状

症状は実は猫伝染性腹膜炎(FIP)とそっくりな病態のパターンのカタル性腸炎(ECE)も多臓器を起こすフェレット全身性コロナウィルス感染症 (FRSCV)あまり大きく変わらないと言われています。猫伝染性腹膜炎(FIP)様カタル性腸炎(ECE)は主に胃腸を障害するのに対して、フェレット全身性コロナウィルス感染症 (FRSCV)は全臓器を障害するという点が大きな違いで、フェレット全身性コロナウィルス感染症 (FRSCV)は比較的最近認知された病気であるということが大きな違いです。2004年実験動物であるフェレットで確認されて以来、ペットとして飼育されるフェレットでも確認されるようになった病気です。

今の現状の動物医療での鑑別

大学付属の病院を除きフェレットのコロナウイルスについては、昨今ようやく検査体制が整ったとのこと。2019年から民間検査会社が遺伝子検査を行うようになり鑑別することが可能となったが、それまでは死後解剖検査でか鑑別するとは不可能でした。今は便検査にて鑑別可能で料金は1万円程度~で飼い主の希望が強くないとしてもらえない可能性が高い。通常の血液検査ではグロブリンの上昇・貧血・リンパ球減少などが見られますが特徴的な所見ではないのも特徴。

治療法について-2020.08現在

免疫刺激療法

インターフェロンやポリプレニル免疫活性剤を使用して免疫力を向上させ、本人の持つ免疫力にてウイルスを排除させる作戦の治療法で、ポリプレニル免疫活性剤(PI)治療は薬剤が高いため高額な医療費になることが多いのと腹水がたまっている場合は治療効果が低いというデータがあるようです。

免疫抑制療法 

現行の抗ウィルス薬では効果が見られず原因を除去する治療法はないのと、ウイルス自体が暴走するというよりも自己免疫の暴走が大きな原因と今のところ考えられています。人間でいう自己免疫疾患(膠原病と同様)のサイトカインの過剰な生成により、自分自身の細胞までも攻撃してしまうといった部分で、免疫の抑制による治療ほうでQOLを改善することに着目した治療法が多く取られています。高容量のステロイド(PSL)・免疫抑制剤(TNF-α阻害薬)・抗がん剤などを用いて免疫反応を減弱させるといった治療です。

ステロイド(PSL)使用について

ステロイドは使いたくないといった声が多い。ネット上などでは可能な限りステロイドは副作用が強いので使わない方がよいという書き込みなどを見ますが、長期間高容量で使うのがダメというだけで、短期的な目で見るとメリットもたくさんある薬です。食欲が旺盛になる。元気に見える。など使用し始めたころに目に見える反応で、長期間高容量使用すると食欲不振、脱毛、などの症状が出ます。

免疫抑制剤について

人間でも相当高額な医療費がかかるといったデメリットがあります。過剰になった免疫細胞を抑える効果があり、炎症性の疾患の鎮静などが単回投与から目に見えて効果が感じられることが多いです。

フェレット全身性コロナウィルス感染症 (FRSCV)や猫伝染性腹膜炎(FIP)とそっくりな病態のパターンのカタル性腸炎(ECE)が疑われる場合

飼い主としてしてあげられること

食べ物や自己免疫を高めるために食事の見直しなどがしてあげらることだと思います。

ロイヤルカナン 高栄養リキッド


ロイヤルカナンから出している高栄養リキッドです。猫用もあります。


エレンタールやヘパンED

胃で消化が全く必要ない完全食ですが、人用で薬になるので簡単に手に入れることが不可能であるというところがデメリット。動物病院などでリクエストすれば手に入れることが可能ですが、一袋最低500円以上するといったところもデメリットかもしれません。エレンタールはクローン病など腸管を休める必要がある方に、ヘパンEDは肝機能に問題がある方に処方されるものです。栄養価が高いのはもちろん完全食であるので消化が必要ないので胃腸が弱っている状態でも栄養を摂取することが可能です。

チューブダイエット


動物病院でも購入可能ですが、大手通販各種で注文できる手軽さが便利です。

考察欄

一番最初に確認されたのが、オランダのファームで2010年、FRCoV-NL-2010。低タンパク血症と低アルブミン血症。腸間膜リンパ節、脾臓、および肝臓で最も一般的。ミンクやフェレットに見られる伝染性の高いパルボウイルスである慢性アリューシャン病で見られるものと似ています。血漿生化学により、重度の非再生性貧血、高窒素血症、高タンパク質血症、低アルブミン血症、軽度の高リン血症および高塩素血症。

カタル性腸炎(ECE)=グリーンウイルス?

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