ストロベリーナイト-2013-127分-PG12-東宝

ストロベリーナイト-2013-127分-PG12-東宝

インビジブルレインは小説で先に読んでいました。

こちらでブクログは公開中。

で。

竹内結子、大沢たかお、キャストの違和感はなかったですね。
原作先行で読んでいたので、足りないピースがいっぱいある感じは拭えないです。
この映画だけ見ると薄っぺらい感じかなと。
まぁ放送倫理上難しい表現も原作再現だとあるしな…とか思いますが
せめてですが、柳井についてはもう少し掘ってくれても良かったんじゃないかなと。

姫川玲子の過去の闇については皆さん知ってますよねっていうところなのか
深く掘らない作戦だったのか、脚本のイメージが湧きません。

牧田功一(牧田勲)を最後まで受け入れたのか。という部分は映像からは読み取れませんでした。
ここ結構ポイントだと思うんですよ。個人的に。
原作では携帯が鳴って中座してしまうっていう展開だったと記憶してるのですが
映画では最後までしたのか。その嫌悪感からシャワーで泣いているのか。
それとも受け入れ切れず、過去の心の闇が巣くってる自分自身に泣いているのか。

だけど。それも原作を読んでいる前提で分かる内容であってこれだけ見ると描写が微妙なのは事実。

もともと、インビジブルレインは姫川班の活躍を描いた作品ではないという認識なので
姫川班の動き的には妥当だと思います。勝俣(ガンテツ)との絡みも省略されてたなと。
菊田との関係性についてもレビューで結構触れられてるんですけど。はっきりと決着がついた。
小説よりもその三角関係についての描写は多かったのと菊田のやり場のない思いだったりとかはやっぱり映像のほうが伝わるものが多かったと思います。
というより意図的に脚本がそういう描写をいれたかったんだろうなっと。

小説を完全再現するのは難しい。特にミステリーや刑事ものは難しい。
その中でクローズアップする視点も違うし、監督の好みだったりとか放送コードだったりとかいろんな制約の中で作るのだから。

納得がいかない部分はやっぱりクライマックスの牧田が致命傷を負うシーン。
ここって原作を思い返せないんだけども、川上が刺すんだっけか?
伊藤だったと思うんだけれども。
伊藤なら筋が通るんだよね。川上の牧田への恋心というか忠誠ぶりに嫉妬だったりを感じてっていう部分。
過去にあった伊藤と川上のトラブルというか。伊藤の長いこと抱えていた不満だったりっていうの爆発っていうので刺殺っていう落とし方。

そう、原作再現を求めると欲求不満な内容であるのは確か。

でも、単体で考えたときに恋愛っていう部分にクローズアップした視点からの作品と考えれば不満はないのでは
少なくとも自分は時間を無駄にしたという感覚はない。

警察という縦割り社会の闇もやっぱり触れがたかった内容でもあるのだろうし。
その中で最大限やったんじゃないかなって思う。

評価:★★★☆☆